このたびの平成30年 7月豪雨、9月台風21号並びに北海道大地震により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
◇新たなJASマークの一般投票を実施中です!
農林水産省では、生産や管理の方法に特色のある農林水産品に表示する新たなJASマークのデザインを決定するため、平成30年9月4日(火曜日)から一般投票を行っています。
A案
「富士山」と、「日の丸」です。規格の内容は、富士山の裾野に書き込みます。
This features Mt. Fuji and Hinomaru (flag of Japan).
The contents of specification will be printed under the foot of Mt. Fuji.
B案
「桜の花がデザインされたタグです。規格の内容は、タグの右側のスペースに書き込みます。
This features Sakura (cherry blossoms). The contents of specification will be printed on the right side.
C案
「世界や未来へ伸びていく道」のデザインです。規格の内容は、マークの下に書き込みます。
This features the image of "the road leading toward the world and the future". The contents of specification will be printed under the logo.
みなさんおなじみのJASマーク。
実は大きくわけてふたつの種類があります。
ひとつはしょうゆや木材などに表示され、広く知られている丸JASマークで、これは平準化を目的とした規格に対するものです。
もうひとつは、「地鶏肉」や「熟成ハム」など、特別なこだわりや付加価値のある規格に対するもので、これには現在3種類のマークがあります。
今回、後者のマークを統一し、新たなマークを皆さんの投票により決定します!
「日本らしさ」や「特別」をアピールでき、みなさんが手に取りたくなるようなデザインを、3案の中からひとつ選んで投票してください。 9月30日(日曜日)まで投票受付中です。
農林水産省ではみなさんの投票をお待ちしています! 奮ってご参加ください。
新JASマークは
(1)国内外にその商品や製造業者に際立った特徴があることが訴求できる。
(2)パッケージ上の限られた面積で表示しやすく、単色で印刷できる。
(3)何の規格であるかの内容をデザインの内部又は周辺に印刷できる。
という条件で3案をデザイン。
以下の要領に従い、国内、海外市場において特色をアピールできると思うデザインに投票してください。
投票期間:2018年9月4日(火曜日)~9月30日(日曜日)23時59分まで
The JAS logos that are familiar to you at present can be roughly divided into two types. One is the most known round-shaped JAS logo that’s used for items such as soy sauce and lumber. This is given to the standards for leveling. Another one is given for standards that have distinctive features such as “Jidori chicken ”, “Cured ham”, and “agricultural products with information disclosed”. As for this type, we now have three logos.
This time, we will unify these three to make a new one with your vote.
We have designed three patterns to be a new JAS logo under the conditions below.
It can appeal distinctive characteristics of the products or manufactures to the people in and outside Japan.
Within the limited space on a package, it's easy to see and can be printed in a single color.
Description of what specification this product applies can be printed within the design or around it.
Not only in Japan, but also worldwide, in aiming to increase exports of agricultural, forestry and fishery products, we would like you to select one design that appeals to people “unique to Japan” and “special” in foreign markets. Please join us and vote!
Voting period: From Monday, September 4, 2018 until Sunday, September 30 [23時59分], 2018
一般投票の結果により、平成30年10月頃に新たなJASマークを決定し、公表します。
投票用紙(郵送及びFAX投票用)
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/syoku_kikaku/attach/pdf/180904-1.pdf
編集後記
文化庁に次いで、農林水産省のJASマークが新しくなります。文化庁の場合は一般参加でロゴマークの作品を募り、恐らくその時点で文化庁のマークが新しくなるんだと大勢の方々が認識された筈です。
今回の農林水産省のケースは、すでに三件の候補案が用意され「どうぞその中から選んでください」というものでした。
それにつけても思い出すのは三年前のプロによる五輪エンブレムデザイン騒動のことです。一旦選んだエンブレムデザインが盗作疑惑に晒され白紙撤回となったのは記憶に新しいものです。デザイン王国日本の面目丸つぶれでした。この一連のゴタゴタから挙げられた反省点は「コンセプトの議論不足」「応募者の制限あり」「審査員選任の閉鎖性」「策定プロセスの不透明性」「大会組織委の情報共有の不足」などでした。
こうしたことから、各省庁の国民と共有するシンボルマークはオリンピックエンブレム以上に永続性のあるもの故に、緊張感が走ることだと思いますが、 先頃、ご案内した募集要項 一般への認知度という点では、文化庁の方式のほうが「素人の我々でも参加できるんだ」と何となく夢を感じさせてくれたのでは?と思いますが皆さんは如何でしょうか?(ただし、小生の情報不足ですでに一般公募を終え、最終決定を国民に委ねるのであれば、また話は別ですが…もしそういうことであればお詫び申し上げたいと思います。)
2020年に向け、今後、日本をアピールでき、さらに国際的に通用するシンボルマークを一新したいという省庁が現れるかもしれませんね?その折には是非一般公募にてお願いしたいものであります。
オリンピック・パラリンピックのように
〜プロにもアマにもハンディキャップ者にも夢と希望を〜!
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(敬称略)
農林水産省 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1 電話:03-3502-8111(代表)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
0コメント