はじめに 記事をお届けするに当たり、先の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で未だ行方不明、並びに亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
雲仙の『はなぼうろう(霧氷)』幻想的ですね~
今年も温暖化の影響なのか地球規模で気象の異変が発生し毎日のように北半球と南半球の異常事態が報道されています。
その為か、全国各地から寒くて厳しい冬を如何に明るく楽しく暮らすか?について素敵な工夫や知恵をご提供頂きました。その中から幾つかご紹介してみましよう。
これらを拝見して思うに、小生なんかは梅雨期の一番蒸し暑い最中に生まれたせいか、湿度や夏の暑さには強いのですが、寒さにはからっきし弱く、冬場には「犬は〜外、猫は〜内」の猫科と変貌!備長炭を焚いた火鉢(骨董好きこうじて…)にかじりつき、好物の餅を焼きながらキーボードで文字を打ち続けています・・・
そんな冬が大の苦手な小生ですが、各地から届いた冬景色の画像には、しんしんと音もなく降り積もる雪の夜、心地良さそ~に源泉かけ流しの露天温泉に浸っている様子があり…チキショー!こうなると矢も盾もたまらず、つい出かけてみたい衝動に駆られるもンですナ〜 (お育ちが悪く失礼!)
今回は、北と南の大地から冬の風物詩をご紹介いたします。
南と言うと何となく暖かそうな気がするので先ずは南の国の雲仙からです・・・
雲仙温泉の地獄巡り
雲仙は昔「温泉(うんぜん)」と書き表されていました。これは、「温泉山満明寺」の山号から来たものですが、やがて風流な文人らが「雲仙」と表すようになり、これが定着したものです。
妙見岳(トップの写真、中央の山)にのぼり「三峰五岳の雲仙岳」と呼ばれる、普賢岳、妙見岳、国見岳、絹笠山、高岩山、野岳、矢岳、九千部岳の八つの山々を切り立った谷間からの風を受けながら見渡す眺めは格別です。歌舞伎十八番「石川五右衛門」なら何て言うでしょうか?まさに「絶景かな絶景かな~」でしょうね!
(写真?勿論ありますが、でも是非お出かけになられご自身の目でご覧ください。)
雲仙と言えば温泉と普賢岳。平成2年11月17日 198年ぶりに噴火、まもなく活動は低下したが、平成3年2月12日再び噴火が始まり、5月15日には水無川で最初の土石流が発生した・・・。
噴火後、暫くして現地を訪ねてから早いもので、もうあれから28年たちましたが、天草に向かう船から眺めた普賢岳急斜面の少し黒ずんだ灰色の山肌が忘れられません。
見事に復興した雲仙温泉の現在の街の姿を、冬のイベントを通してご紹介したいと思います。
雲仙灯りの花ぼうろ2019
雲仙の大自然が創り出す、冬の芸術「はなぼうろう」
霧氷は零下数度の風によって吹きつけられた霧や雲が木の幹や枝に凍り付いてできたものを霧氷と言い、当地では「花ぼうろ」とも呼んでいます。
山の北西や北東側に主に見られます。妙見岳に上り、国見岳までの自然歩道を散策がおすすめです。なお積雪時は足元の充分な装備が必要です。
初霧氷は早い年で11月中旬から近年やや遅く12月上旬頃なので、ちょうど今が見頃です。
【期 間】
平成31年2月2日(土)~2月23日(土)
【内 容】
雲仙の冬の風物詩花ぼうろ(霧氷)をイメージしたイルミネーションで雲仙温泉街を彩ります。
期間中の毎週土曜日には、雲仙温泉街からの打ち上げ花火「花ぼうろ花火の宴」等の多彩なイベントが開催されます。
【各イベントについて】
❄花ぼうろシンボル点灯
花ぼうろ(=霧氷)をイメージしたイルミネーションが雲仙の温泉街を彩ります。 毎日17:00~22:00点灯
❄イルミネーションツリー点灯
花ぼうろ(=霧氷)をイメージしたイルミネーションツリーが夜の雲仙を彩ります。
開催場所:
けやき広場、雲仙観光協会前、雲仙お山の情報館別館前 毎日17:00~22:00点灯
❄光の童話
雲仙普賢岳の噴火を題材にした絵本「くろい山」に登場する動物たちをイルミネーショ
ンで表現します。
開催場所:
雲仙旧八万地獄 毎日17:00~22:00点灯※土曜日のみ20:30まで
❄灯りの花ぼうろ
花火の宴 毎週土曜21:30~ 各1000発(場所:旧八万地獄)※強風・濃霧などの場合、中止することがあります。
❄Instagramキャンペーン
イベントの様子を投稿して特産品や宿泊券があたる!
❄フォトラリー
3つのフォトラリーポイントを巡ってもれなく参加賞プレゼント!
❄エコタツ 毎週日曜10;00~15:00(場所:旧八万地獄)
❄花ぼうろ日和 期間中霧氷が付いた日に雲仙ロープウェイ特別価格でのご案内
❄地獄のナイトツアー 期間中毎日20:00(清七地獄駐車場集合)
❄霧氷ムービーウォーク 毎週土曜19:30~20:00(場所:お山の情報館別館)
❄雲仙灯りの花ぼうろ展 毎週土曜9:00~18:00(場所:雲仙ビードロ美術館)
❄【NEW】ほっこりぶらり 湯のまちさんぽ 期間中毎日(場所:雲仙温泉街各店舗)
灯りの花ぼうろ限定メニューや割引などを温泉街各所で展開します。
❄【NEW】「温泉むすめ」【雲仙伊乃里】×「雲仙灯りの花ぼうろ」のコラボ企画
雲仙伊乃里オリジナルコースター付き限定メニューの提供(全4店舗)
【問合せ先】
雲仙灯りの花ぼうろ実行委員会 TEL:0957-73-2233 FAX:0957-73-2261
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(敬称略)
一般社団法人 雲仙温泉観光協会
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320 TEL:0957-73-3434
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