先の北海道における地震災害、関西地方ならびに中国四国・九州地方における大雨・地震災害で亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
経済産業省は、国土交通省と合同で、日本における“空飛ぶクルマ”の実現に向けて、官民の関係者が一堂に会する「空の移動革命に向けた官民協議会」の第4回会合を開催し、ロードマップを取りまとめました。
1.背景・趣旨
都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの構想を描いて、様々な分野の関係者が、「空飛ぶクルマ」の開発を始めています。
こうした構想を具体化し、日本における新しいサービスとして発展させていくためには、「民」の将来構想や技術開発の見通しをベースに、「官」が、民間の取組みを適時適切に支援し、社会に受容されるルールづくりなどを整合的に進めていくことが重要です。
経済産業省は、国土交通省とともに今年8月より「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催し、ロードマップを取りまとめました。
2. “空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップ
ロードマップでは、事業者による利活用の目標として、2019年から試験飛行や実証実験等を行い、2020年代半ば、特に2023年を目標に事業をスタートさせ、2030年代から実用化をさらに拡大させていくこととしています。
利活用の例として、「物の移動」「地方での人の移動」「都市での人の移動」を挙げており、他にも「災害対応」「救急」「娯楽」等に活用されることが想定されます。 これらの目標を達成するため、機体の安全性や技能証明の基準等の制度整備や、安全性・信頼性を確保し証明する技術や自動飛行・運航管理・電動推進に関する技術の開発について、今後の工程を示しています。
空の移動革命に向けた官民協議会について
1.趣旨
現在、人や物の移動において、航空機は長距離の輸送に多く使われているが、もっと
身近で手軽な移動手段として、空の利用にはまだまだ大きな可能性が広がっている。ド
ローンによる離島・山間部での物流サービスが始まろうとしているところであるが、将
来的に、短中距離を自動で飛行して、安全かつ安価に人や物を移動させられる機体やサ
ービスが実現すれば、例えば、都市部での移動にかかる時間の短縮、離島や山間部での
移動の利便性の向上、災害時の救急搬送や物資輸送の迅速化など、新しいサービスの展
開や各地での課題の解決につながることが期待される。
このような空の移動を可能とするいわゆる“空飛ぶクルマ”の実現に向けて、世界的
にも関心の高まりがみられ取組が進められる中、日本においても人や物の移動の迅速性
と利便性を向上させるとともに、新たな産業を育成し、世界の市場で稼げるようにする
ため、官民の関係者が一堂に会する「空の移動革命に向けた官民協議会」(以下「協議
会」という。)を設立し、今後、日本として取り組んでいくべき技術開発や制度整備等
について協議する。
2.事務局
協議会に係る事務は、経済産業省製造産業局及び国土交通省航空局が行う。
3.構成員
協議会の構成員は、別紙のとおりとする。ただし、事務局が必要であると認めるとき
は、構成員を追加することや、その他の関係者の出席を求めることができる。
4.議事の公開
協議会は原則非公開とするが、各回の議事概要及び配布資料は速やかに公開する。た
だし、事務局が必要であると認めるときは、議事概要又は配布資料の全部又は一部を非
公開とすることができる。
空の移動革命に向けた官民協議会 構成員名簿
空飛ぶクルマ
この話、手塚治虫氏を持ち出す前に車族ならば、一番怨めしいのは、通勤ラッシュの時間帯や、年に2~3回程度の連休ドライバー父さんなんかは、この忍耐力と、自己犠牲の家族サービス精神あらばこそ…の日本人が出来上がり、海外からも称賛のサムライ的人間像、ひいては高度成長させた日本製品の秀逸さに繋がったのでは…?(ちょっと飛躍し過ぎかな?)
手塚治虫と言えば… 小生の記憶では、鉄腕アトムが縦横無尽に飛び回っている背景の都会の風景(摩天楼を円盤のような車のような空飛ぶ不思議な乗り物がいっぱい飛んでいたように記憶している…)※
※戦後生まれの少年たちの誰もが憧れた鉄腕アトム(1952年4月~1968年3月漫画家 手塚治虫氏により「少年」光文社に連載)。
が、いま、やっと現実となりつつあり、さらに進化すると手塚治虫氏が予見した人とロボットの共存世界がおとずれ、さらにさらに進化すると…猿の惑星?それとも桃源郷?いずれにしても、日本の、そして世界の平和に役立ていただきたいものであります・・・
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力(敬称略)
経済産業省〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
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