ZIPANG-2 TOKIO 2020「沼沢湖水まつりと奧会津金山町の見どころ(観光&歴史)最終話」

このたびの平成30年 7月豪雨、9月台風並びに北海道大地震により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。 


森と湖、川、いで湯に恵まれた「奥会津金山町」は、福島県の西部にあり、越後山脈をはさんで新潟県に接しています。尾瀬を源とする只見川の雄大な流れや神秘的な伝説を残す沼沢湖、爽やかなブナの森、鳥やリスや野ウサギやキツネたち、澄みきった渓流、山菜やきのこなどの山の恵み。春夏秋冬の彩りに 包まれた大自然を間近に感じることのできる奥会津金山町(かねやま)は、大自然とふれあう楽しみが数えきれないほどあります。 のんびり、ゆったり散策してみてください。 妖精たちにも出会えるかも知れません。

えぇ~これが奧会津金山町の妖精ですか~⁉いいえ、これは毎年8月に行われる沼沢湖の湖水まつりの龍神(大蛇)です。可愛い妖精はほかにいますから…来られたら出会えるかも~

沼沢湖
全国的にも珍しい二重カルデラの山上にありきわめて透明度の高い湖です。また、大蛇伝説の舞台で、夏には大蛇退治を再現した「沼沢湖水まつり」が開かれます。周辺の自然は新緑、紅葉等四季を通じて美しく散策やキャンプが楽しめます

妖精たちと龍神の潜む町「奧会津金山町(かねやま)」です。丁度今の時期は紅葉と霧が深く立ち込め幻想的な風景を醸し出しています。

この季節は山々の緑が深くなり雲の流れも速くなります。そして・・・

天空の里の星降る夜。旅人は北斗七星が道標という…

夏も終わり湖に静けさが戻ってくる。奧会津の至宝「沼沢湖」

深々と夜が更け霧が森も湖も家々も人々も、そして子供たちもすっぽりと包んでいく・・・
山里の陽は早く落ち夜は長い。だから、家々に灯るあかりはいつも温かい…


子供たち、父母、祖父母三世代にわたり花壇造りのボランティア活動。そうそう叔父、叔母、いとこ達もいたっけ…


金山町民憲章

一 自然を愛し、美しい町をつくりましょう

一 健康で、生きがいのある町をつくりましょう

一 教養を高め、文化の町をつくりましょう

一 親切をつくし、豊かな町をつくりましょう

一 決まりを守り、明るい町をつくりましょう


金山町の見どころ(観光&歴史)


沼沢集落に伝わる大蛇退治伝説から
沼沢湖「湖水まつり」の大蛇退治が誕生しました。

鎌倉時代 、髪の長さが2丈(6メートル)もある美女に化けることができ、人を惑わせたり襲ったりし、村人たちから恐れらた沼沢沼の大蛇がいました ・・・

福島県外からも見学に、大勢の観客で賑わう「湖水まつり」のはじまりです。

デカ~イ!遠くから見ると大蛇(龍)の大きさと湖の広さと深さがよくわかります。

佐原十郎義連による大蛇退治

鹿島神宮御座船(龍神船)

参考:天皇陛下の御遣いである勅使をお迎えしての例祭に続き、鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神が約3,000人の大行列・約120艘の大船団と共に巡幸して香取神宮の御祭神である経津主大神と水上で出会う、12年に一度の御船祭。


天皇陛下

平成30年9月12日 お稲刈り(皇居内生物学研究所にて)いつまでもお元気でいて下さい。
平成23年5月11日 福島県行幸啓 最初に東日本大震災に伴う被災地福島市へお見舞。


旧五十島家住宅(きゅういがしまけじゅうたく)

江戸時代中期に建てられたもので、当時の標準的民家の平屋中門造り(注)です。こぶし館の隣りにあります。昭和53年に県重要文化財の指定を受けると同時に、翌年沼沢から移築した。
金山町大字中川字上居平949番地1


宮崎聖観音坐像(みやざきしょうかんのんざぞう)

宮崎大悲堂に鎌倉の中期の作と言われる、寄木づくりの聖観音坐像があります。ふくよかで優美な姿は平安末期の様式の流れを汲むものといわれ、この観音像をこの地に招聘して崇敬した文化的な人々の姿があったことと思われます。  昭和49年に県重要文化財に指定された。
金山町大字中川字居平1786番地(大悲堂内)


廻戸の一里塚(まわっとのいちりづか)

実宗という若い山伏と、オナツとの夫婦の墓という伝説で今に残されたものとも言われます。 明治の中期までは宮下から沼沢・太郎布を経て川口に至るのが本道であった。
金山町大字沼沢字廻戸


宮崎式弥生土器(みやざきしきやよいどき)

多量の弥生式土器、破砕された菅玉、独古石(祈りの道具)、磨製石斧などがみつかっている。弥生時代の祭祀遺跡の一種とみられる。

出土場所 宮崎遺跡
金山町大字中川字居平1886(只見川の右岸、第一河岸段丘、国道252号と只見川の中間)
保管場所
金山町大字中川字上居平(こぶし館、収蔵庫)


共同浴場・温泉保養施設「せせらぎ荘」

大黒湯と玉梨温泉の2種類の温泉が楽しめる源泉100%掛け流しの日帰り温泉施設です。


玉梨温泉

サイダー温泉

天然サイダー温泉とは?
水中にしゅわしゅわの炭酸ガスが現れる炭酸温泉は、日本にわずか0.6%しか存在しない幻の温泉。そんな炭酸温泉のなかでも高濃度※1で、水温が比較的高い※2のが金山町の「天然サイダー温泉」の特徴。高品質のお湯にゆったり浸かれる、日本でも希少な温泉なのです。

※1 天然サイダー温泉は、水1kgに対して遊離二酸化炭素を1121mg含有。
全国トップクラスの「療養炭酸泉」です。

※2 一般的に30℃以下の低温であることが多い炭酸温泉ですが、金山町の天然サイダー温泉は40℃前後の温かさをキープしています。

温泉だけではありません!
金山町大塩地区には、冷たい炭酸水がしゅわっと湧き出る井戸もあるのです。微炭酸のまろやかな口当たりをぜひ試してみて下さい!


泉質名:ナトリウム-炭酸水素塩、塩化物、硫酸塩温泉

一般適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔痴、冷え性、病後回復期、疲労回復期、疲労、健康増進

泉質別適応症:きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、慢性婦人病、虚弱児童 


大黒湯

泉質名:含二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩、塩化物、硫酸塩温泉

一般適応症:神経痛、筋肉痛、関節、筋肉のこわばり、うちみ、くじき、冷え性、胃腸機能低下、高血圧、高コレステロール症、糖尿病、喘息、肺気腫、疾病、ストレス性の諸症状、病後回復期、疲労回復、健康増進

泉質別適応症:きりきず、うつ状態、皮膚乾燥症、自律神経不安定症

お問い合わせ
せせらぎ荘〒968-0014 福島県大沼郡金山町大字玉梨字新板 2049-1 電話 0241-54-2830


野尻川鮎釣り

野尻川鮎釣りのあとは、せせらぎ荘へ!

せせせぎ荘の横を流れる「野尻川」、鮎釣りが解禁となると毎日釣り人が来られます。釣りが終わったあとは体が冷えるので、せせらぎ荘でゆっくり温泉につかりお食事してお帰りまでお過ごし下さい。
野尻川鮎釣りについては遊漁料が必要となりますので、事前にお問合わせ下さい。
お問合わせ先 0241-54-2123(坂内商店)
※坂内商店はせせらぎ荘の川向うに有ります。


妖精美術館

沼沢湖のほとりに静かに佇む「妖精美術館」は世界の妖精の美術品、資料等を公開している日本でも珍しい美術館です。(冬季休館)

お問い合わせ
 〒968-0002 福島県大沼郡金山町大栗山狐穴2765 電話: 0241-55-3180



金山町長  押部 源二郎

金山町は、福島県内でも屈指の豪雪地帯で、絶景の秘境といわれる奥会津地域にあります。尾瀬を源とする只見川の雄大な流れは、水面に映る紅葉や雪景色、夏場の川霧となり、幻想的で美しい風景が人々を魅了します。2011年の新潟・福島豪雨により一部不通となっていたJR只見線も復旧への工事が始まり、今、海外でも注目の絶景に出会える町です。

しかし、少子高齢化に伴う人口減少は、予想を上回る早さで進行し、これに歯止めをかける対策を早急に講じる必要があります。

このため、「町民福祉の向上」を目指し、「安全・安心な生活環境づくり」、「地域資源を生かした産業の振興」、「次代を担う若者・子育て世代の支援」の3つの政策の実現を、多くの町民の皆様の声を拝聴しながら全力で取り組みたいと考えております。

子供たちが健やかに育ち、年をとっても心から安心して暮らせるまちづくりのため、身を挺して邁進する決意でございますので、皆様には、なお一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。


奧会津金山町、まだまだご紹介したい見どころは沢山沢山…ありますが次の機会をお楽しみに~、どうかその間に奧会津金山町を訪ね、感動の場面をご寄稿ください。是非お願いします。

最後になりましたが、金山町役場並びにご関係の皆様の御協力に感謝申し上げます。


鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

金山町役場 〒968-0011 福島県大沼郡金山町大字川口字谷地393
復興観光課 Tel:0241-54-5203(復興政策係)

日原もとこ 氏
(風土・色彩文化研究所 主宰/東北芸術工科大学名誉教授)

鹿島神宮 〒314-0031 茨城県鹿嶋市宮中2306−1 電話: 0299-82-1209

宮内庁 〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1 電話:03-3213-1111(代表)



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。




ZIPANG-2 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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