このたびの平成30年 7月豪雨、9月台風並びに北海道大地震により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
奧会津「金山町」は、福島県の西部にあり尾瀬の清流を源流として流れる只見川の中流域に位置し、越後山脈を挟んで新潟県に接しています。磐越自動車道坂下I.Cから町の中心川口まで約40分、会津若松からJR只見線では1時間半程度の所にあります。日本海型の気候で、全国有数の豪雪地帯です。根雪期間は4か月にも及びます。
~子供の集うまちを目指して~ 奧会津金山町
ヒポクラテス曰く「健康の源は、陽の光と水と空気と大地である」と、まさに金山町は・・・
フィトンチッドいっぱいの校庭。ここに立つだけで癒されそ~だ!
先生を見つめる生徒たちの真剣な眼差し…。金山町産の杉材かな⁉教室の源平でナチュラルな床にもぬくもりを感じますね~
金山町の未来を担う磨けば光る宝もの…昭和村にて
古くは金山谷と呼ばれたこのあたりは、中世には会津四家のひとり山ノ内氏の支配下にあり、江戸時代には、尾瀬をも含む広大な幕府直轄地・天領「南山御蔵入」の一角でした。昭和30年沼沢・川口・本名・横田の4村が合併して金山村となり、昭和33年町制施行によ金山町となりました。総面積は293.97平方メートルでその90%は山岳地帯で、人工は約3,700人、1,300世帯、大小30集落があり、高齢化率は約37%と東北でも有数です。”子供の集うまち”をめざし、住みよい町づくりを進めています。
金山町の見どころ(観光&歴史)
観音沼に秋の訪れ。自然の奏でる色彩のハーモニー
「聖観音坐像」宮崎の大非堂に安置されています。
「涅槃図」寛保3年(1743)に、当時の住職快宣が入手したと記してある240年以前の大作。
常楽寺 金山町大字玉梨字居平566番地
本名式縄文土器
寺岡遺跡 金山町本名字寺岡(只見川の左岸、風来沢の東標高450m、緩斜面の台地)
只見川流域に於ける縄文時代が、関東・北陸の影響をどのように受けたかを知る重要な遺跡。石器も出土し、利器はきわめて少なく、磨石がきわめて多い、その用途は不明なものが多い。
大志の子安観音(おおしのこやすかんのん)
子安観音堂は室町時代末期の制作と推定。祈れば安らかに子を産ませてくれると言われています。
金山町大字大志字乙越(観音堂内)
鮭立の磨崖仏(さけだちのまがいぶつ)
天明、天保の飢饉の惨状を見て、修験者が五穀豊穣と病苦の退散を祈って磨崖仏を彫ったものと伝えられています。制作当初は顔料をもって彩色。
金山町大字山入字石日山2692
水沼の道祖神(みずぬまのどうそじん) または 水沼僧形道祖神群
耳疾の神様。耳疾の快癒を祈り、小石に穴を空けた物を奉納します。
1705年から1722年に制作されたとされています。
金山町大字水沼字赤沢582-1
小栗山の道祖神または石上の道祖神
男神(イザナギノミコト)と女神(イザナミノミコト)の姿をした男女双神像。子宝を授けてくださる神として信仰されています。1774年頃に制作されました。
金山町大字小栗山字堂平
鮭立の辛夷(さけだてのこぶし)
樹齢推定370年。この辛夷は江戸時代に神霊を勧請し、社殿の造営を記念しての植樹であろうと考えられています。
金山町大字山入字鮭立(意賀美神社境内)
糠塚の古墳
西暦600年代に作られたと推測される古墳。川口村と大志村の境争い(山論)で奉行による調停の際、川口村の名手が奉行を怒らせ死罪(糠をかけ生き埋め)にした墓であると言う伝説があります。
金山町大字大志字糠塚1576番地
続く・・・
金山町内の指定文化財はまだまだ沢山ありますが、本日のご紹介はここまでといたします。
尚、続きは、次号の速報の後にご紹介します。
鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力
金山町役場 〒968-0011 福島県大沼郡金山町大字川口字谷地393
復興観光課 Tel:0241-54-5203(復興政策係)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
速報
たった今、パリから朗報が届きました。2025年大阪・関西万博決定 ‼
日本がロシアを破り2025年の万博は、大阪・関西万博に決定しました。
(先日、大阪は世界で住みたい都市としてオーストリア、オーストラリアに次いで世界第3位の発表があったばかりです。日本の、大阪の底力が見事万博で開花!)
大阪・関西万博イメージ図
万博開催概要
開催期間:2025年5月3日(土)〜11月3日(月) 185日間
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
想定来場者数:約2,800万人
経済波及効果(試算値):約2兆円
万博とは? 「万博」は世界中からたくさんの人が集まるイベントで、1970年に日本で最初に開催された大阪万博(EXPO’70)は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントとなりました。
「万博」では新しい技術や商品が生まれ生活が便利になる「きっかけ」となります。
エレベーター(1853年、ニューヨーク万博)/電話(1876年、フィラデルフィア万博)
ファミリーレストラン、ワイヤレステレフォン、電気自動車、動く歩道(1970年大阪万博)
ICチップ入り入場券、AED、ドライミスト(2005年愛知万博)
2025年大阪・関西万博が実現によりこんな事が…
最先端技術など世界の英知が結集し新たなアイデアを創造発信
国内外から投資拡大
交流活性化によるイノベーション創出
地域経済の活性化や中小企業の活性化
豊かな日本文化の発信のチャンス
2025年大阪・関西万博は、2020年東京オリンピック・パラリンピック後の大阪・関西、そして日本の成長を持続させる起爆剤となります。
追記~夢の物語~
7年後の世界とはどんな世界なのかな?
きっと、7年後の世界に向けて奧会津金山町の子供たちの夢は、大きく広がっていくものと期待しています!
子供たちが大きくなる頃には、できれば…春夏秋冬の彩りに包まれた大自然を間近に感じることができ、妖精たちにも出会えるかも知れないという奥会津金山町(かねやま)で日本地方博覧会、さらには世界地方博覧会など、開催してほしいものですね。
そのためのステップとして、福島県の町や村と協力して子供たち参加の福島県地方博覧会(勿論会場は奧会津金山町です)など如何でしょうか⁉
キーボードを打ちながらいつしか居眠り…気が付いたらそんな夢を見ていました・・・
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