このたびの平成30年 7月豪雨、9月台風並びに北海道大地震により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨日旧奈良監獄における「明治１５０年」記念事業「奈良赤レンガFESTIVAL」の開催についてご紹介しましたが、本日は1年数か月前にタイムスリップして、今後の「旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業」について、これまでの経緯を今一度この機会にご紹介したします。
旧奈良監獄全景
ソラーレグループ提案による「体験型複合施設」全体イメージ
中庭（庁舎前）
庁舎
中央看守所（フロント）
公共施設等運営権実施契約の締結
旧奈良監獄保存活用事業に係る公共施設等運営権実施契約の締結について
法務省は，旧奈良監獄の保存及び活用に係る公共施設等運営事業について，３グル
ープから提案審査書類の提出があったところ，事業者選定委員会における審査の結果
を受け，下記のとおり優先交渉権者を選定したのでした。
１ 選定結果
優先交渉権者 「ソラーレグループ」
代表企業：ソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社
コンソーシアム構成員：清水建設株式会社 日本診断設計株式会社 株式会社東急コミュニティー 株式会社小学館集英社プロダクション 近畿日本ツーリスト株式会社 株式会社セイタロウデザイン ＪＡＧ国際エナジー株式会社
※ その他提案審査書類の提出があったグループ
「チームＺＥＲＯ」（代表企業：一般社団法人ノオト）
「三菱ＵＦＪリースグループ」（代表企業：三菱ＵＦＪリース株式会社）
※ 優先交渉権者と基本協定及び実施契約の締結に至らなかった場合における次点
交渉権者として，チームＺＥＲＯを選定しました。
２ 今後の予定 基本協定の締結 平成２９年５月下旬 実施契約の締結 平成２９年８月
史料館運営開始 平成３１年１０月
旧奈良監獄保存活用事業に係る公共施設等運営権実施契約の締結について
平成２９年１２月８日法務省は，民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律（平成 １１年法律第１１７号）第１９条第１項及び第２２条第１項の規定に基づき，旧奈良 監獄保存活用株式会社に対して公共施設等運営権を設定し，公共施設等運営権実施契約を締結しました。
契約の相手方
旧奈良監獄保存活用株式会社（ソラーレグループが設立する特別目的会社）
契約期間
平成２９年１２月８日から平成６２年３月３１日まで
延長オプション３０年以内（契約の相手方の希望により延長が可能）
不可抗力等による延長を含めて最長平成９７年３月３１日まで
※平成３２年以降は元号は改まります。
事業開始予定日
史料館開館 平成３１年１０月３１日
提案書概要
歴史と文化を未来につなぐ「体験型複合施設」を創出します
宿泊・食事・ショッピング・音楽、エンターテイメント等、様々なコンテンツが揃え、まるで“ひとつの街のような空間”として本施設を整備していきます。 人々の趣味嗜好が多様化された時代に合わせて、興味・関心のきっかけを幅広く用意し、より多くの人に、日本の行刑・矯正と近代化の歴史を伝えていきます。
旧奈良監獄全景
舎房1階
舎房2階
「文化財リノベーションホテル」生きた歴史を未来へ繋ぐ体験型宿泊空間
※本提案概要は募集要項に基づく提案の概要を優先交渉権者が作成したものであり，実施については，協議の上，変更となる場合があります。
追記
本号では時を戻し本年の「明治１５０年」記念事業「奈良赤レンガFESTIVAL」以後の旧奈良監獄の計画についてご紹介いたしました。
因みに海外の牢獄ホテルの代表格は何と言っても、世界遺産地区のパリ発祥の地牢獄をホテルにした「コンシェルジュリー」ではないでしょうか⁉
フランス王妃マリー・アントワネットが幽閉されていたことでよく知られ、パリ観光の見どころの一つとなっています。
鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
協力（順不同・敬称略）
法務省 〒100-8977 東京都千代田区霞が関1-1-1 電話：03-3580-4111（代表）
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
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