このたびの平成30年 7月豪雨により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
「生物多様性アクション大賞」の概要
「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が推進している「MY行動宣言 5つのアクション」を参考に、5つのアクション(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)に即した活動を表彰する制度です。
本賞は、全国各地で行われている5つのアクションに貢献する団体・個人の取組を表彰し、積極的な広報を行うことにより、生物多様性の主流化を目指すものです。活動規模の大小を問わずあらゆるセクターに「生物多様性の自分ごと化」を促し、「国連生物多様性の10年」の広報・教育・普及啓発(CEPA)活動の一つとして、また生物多様性条約第10回締約国会議で採択された「愛知目標」達成の一助として実施します。
生物多様性アクション大賞
生物多様性アクション大賞は「国連生物多様性の10年」の日本における広報活動の一環として2013年にスタートし、今年は6回目を迎えます。
たとえば、地産地消で旬の食材を使う食堂(たべよう)、海や川、山での自然体験(ふれよう)、美しい自然や生きものの姿を写真で表現(つたえよう)、地域に残る伝統文化の保存(まもろう)、環境に配慮した商品開発(えらぼう)など。ほかにもユニークな視点で生物多様性保全につながる活動がたくさんあるでしょう。本賞は、全国にひろがる、そんな活動を発掘し、応援し、多くの方に知っていただくことを目標にしています。
応募要項
締切:9月3日(月)まで
応募要項をご確認の上、2018年9月3日(月)までに
エントリーフォームよりご応募ください。
募集対象
日本国内に活動拠点がある団体・学校・個人
応募資格
・日本国内を拠点とする活動であること。
・生物多様性の保全や持続可能な利用に貢献する活動であること。
・応募の段階で活動実績があること。
・継続性が見込まれること。
・特定の政党や宗教の布教を目的として活動する団体ではないこと
・公序良俗に反する活動ではないこと。
応募に関する留意事項
・同じ活動の複数部門への応募はできません。
・応募の際に審査部門の第二希望を入力することが可能です。
・審査の際に部門の変更をご提案させていただく場合があります。
・応募書類は、一切返却致しません。
実施部門
たべよう部門
環境負荷が少なく、その地域、季節の生きものたちの恵みでもある、地元でとれた食材や、旬の食材を使って地域の食文化を掘り起こす活動。
キーワード:自給自足、家庭菜園・市民農園、伝統食、地産地消、旬産旬消、食育、フードマイレージetc
ふれよう部門
山、海、川、動・植物園などでの自然体験を通じて、自然の中で遊ぶことの楽しさや、地域の特色、生きものの生態や面白さを実感してもらう活動。
キーワード:自然観察会、自然体験プログラム、自然学校、インタープリター育成、フィールドミュージアム、エコツーリズム etc
つたえよう部門
生きものたちのさまざまな色や形、行動を観察し、自然の素晴らしさや季節の移ろいを、写真や絵、文章などで記録・表現し、伝える活動。
キーワード:伝承芸能、伝統行事、出版、ウェブ、アプリ、映像、写真、イベント、ゲーム、アート etc
まもろう部門
豊かな生態系を未来に残すため、森・里・川・海などを舞台に、自然や生きものの調査・保全・再生や、地域文化の保存などを行っている活動。
キーワード:郷土芸能や伝統行事の保存、山村・里山・流域振興、自然保護活動、ナショナルトラスト etc
えらぼう部門
生物多様性のことをきちんと考えて生産・販売された商品やサービスを、その内容を開示し、消費者に提供する活動。または促進する活動。
キーワード:フェアトレード、トレーサビリティ、グリーン購入、グリーンエコノミー、エコラベル etc
主催:国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
共催:一般財団法人セブン-イレブン記念財団
協賛・協力:前田建設工業株式会社、セキスイハイム、公益財団法人国土緑化推進機構、経団連自然保護協議会
後援:農林水産省、環境省、朝日新聞社、共同通信社、日本経済新聞社、毎日新聞社、生物多様性自治体ネットワーク
事務局:一般社団法人CEPAジャパン
「生物多様性アクション大賞2018アンバサダー」について
生物多様性アクション大賞への応募を広く呼びかけるため、「生物多様性アクション大賞2018アンバサダー」には、地球生きもの応援団で生物多様性リーダーのさかなクンが就任。
今後のスケジュール(予定)
募集期間:7月20日(金)~9月3日(月)
審査期間:募集締切~10月
優秀賞発表:11月
授賞式:12月
問い合わせ先
*一般からのお問い合わせ: 生物多様性アクション大賞事務局
Tel: 03-5256-6770 E-mail: award@cepajapan.org
【参考】
○「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010年10月愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。環境省はUNDB-Jの事務局を努めています。
企業も、自治体も、NPO/NGOも、学校も!みんなで応募してください!!
協力
環境省〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 TEL 03-3581-3351(代表)
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
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