このたびの平成30年 7月豪雨により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
連日、猛暑が続いておりますが、こんな夏こそお祭りが似合いますね〜 さて、今回は高崎まつりのシリーズ最終回、その3となります。
第44 回高崎まつり
スローガン 百花繚乱~ 粋でいなせに 楽しみを ~
高崎まつりは神仏の信仰に基づいたものでなく、市民が参加して楽しむことが出来ることを目的としたまつりです。
誰のためのまつりかと考えれば市民の市民による市民の為のまつりでなければならないでしょう。
第1回高崎ふるさと祭りは、市制75周年にあたる1975年に行われました。
(かなり新しいんだ…!)
この年はオイルショックの影響が深刻だったことから、市では全ての山車を行列させるような大規模の祭りは記念行事として行わない方針であった。しかし、市民からは山車を引きたいという希望が出ていた。高崎青年会議所が「高崎ふるさと祭り」と名付け、まつりを 成功させるべく中心になって奔走した。
従来の商業目的・観光目的のまつりではなく、市民の誰もが参加でき、参加した人達が連帯感を持てるようなまつりを目指し開催しました。そして1985年に第11回目から「高崎まつり」と名称を変更し、そして今年2018年で第44回高崎まつりを迎えます。
高崎まつりは私たちも幼い頃の思い出や大人になって参加したことなど、多くの思い出があるでしょう。まつりが楽しめたのも時の実施本部の方達による陰ながらの努力があったからことだと今になってはじめて感じています。
私たちも時の実施本部の方達と同様に、沢山の来場者に対し、夏の思い出をつくって貰えるよう、本気で楽しんでもらえるように力注いで高崎まつりを実施していかなければならないでしょう。そして今までの高崎まつりの積み重ねを丁寧に継承することが我々の使命であります。
様々な人が関わり、各青年団体のつながりから、創り上げられる高崎まつりを市民の方々に示し、そしてこれからも誰もが積極的に参加できるようにしていかなければなりません。
8月の暑い日の2日間で開催される高崎まつりには毎年、70万人以上もの来場者が訪れます。
(新しいお祭りでも、これだけの人々が集まるなんて…絶句!)
第44回高崎まつりも沢山の来場者からうまれる絆を大切にしながら、各所で華々しく催しが開催され、楽しみが溢れ出るような高崎まつりを創り上げて参ります。また、各青年団体から出向者を輩出して頂くにあたり、若い力を最大限に活かし、高崎まつりを彩り、花を咲かせていくことをお約束致します。
第44回 高崎まつり実施本部 実施本部長 富澤 太郎
(頑張れ!高崎まつり〜‼ )
The 44th Takasaki Festival Slogan A Profusion of Flowers!
~Have Fun with Style~
The Takasaki Festival is not based on religious rites, but rather it is meant to be enjoyed by the citizens of Takasaki. The festival is an event of the citizens, for the citizens, and by the citizens.
The first Takasaki Festival was held in 1975, the 75th anniversary of Takasaki City. Because of the oil crisis that year, the city was planning to give up on organizing an annual festival to showcase all of its traditional festival floats (called dashi). However, the residents of Takasaki were determined to make use of the floats. The Taksasaki Junior Chamber decided to call the festival “Takasaki Hometown Festival,” and went to great lengths to make it a success.
This “Takasaki Hometown Festival” was not meant to spur business or tourism, but rather it aimed to foster a sense of community as an event that any and all citizens of Takasaki could participate in. The name was changed to “Takasaki Festival” in 1985, the 11th year it was held, and this year marks the 44th Takasaki Festival.
We all have precious memories of Takasaki Festival from when we were kids, and even fresher memories of the Festival as adults. It wasn’t until recently that we realized those memories are all thanks to the painstaking efforts of the organizers at that time.
Just like the organizers of previous festivals, we too must make every effort to make this year’s Takasaki Festival one that gives all participants fond memories of summer to cherish for years to come. It is our mission to take up and honor the years of tradition that have formed throughout the years this great festival has been held.
We strive to show Takasaki’s citizens the great tradition of the Takasaki Festival, which was created with the help and cooperation of so many people, and through the efforts of the various youth organizations here in Takasaki. Takasaki Festival, held over 2 days in the heat of August, boasts over 700,000 participants each year it is held.
For this year’s 44th Takasaki Festival, we have put our utmost efforts toward creating a festival that honors the strong bonds of community among its participants, offering magnificent festivities in all aspects of the festival and making it truly enjoyable for all participants. Furthermore, through the efforts of the various youth organizations, we promise to empower the youth to reach their true potential, so their light may shine through at the Takasaki Festival.
44th Annual Takasaki Festival Organizing Headquarters
Chief Organizer Taro Tomizawa
神輿渡御
8月4日(土)(交通規制:13:00~22:00)
場所 もてなし広場~スズラン前・駅前通り~スズラン前
時間 14:00~20:30
8月5日(日)(交通規制:13:00~21:00)
場所 駅前通り~もてなし広場
時間 14:45~20:30
高崎神輿連合 高崎氏子會
高崎東會
担ぎ屋として威勢良く一丸となって担いでいます。
高崎右京會
右京会は、鞘町神輿愛好といい、鞘町神輿を担ぐ、通称を【高崎鞘町右京会】といいます。会員数は300名を超え、今年で37年目を迎えます。
結成当初より継承された、(魅せる担ぎ方)を研究し今に至ります。毎月第三土曜日には、神輿の担ぎ方の研究や、ルールとマナーの確立を図るため練習会を行っています。
今年もこの高崎から、粋で日本一かっこ良くをテーマに、右京会の元気な担ぎを、全国、そして世界へと発信していきたいと思っています。神輿を通し、人の(和)を大切に交流を深め、街の活性化に寄与しているステキな会です。(多くの方の参加を)待ってまぁ~す。
高崎勇姿會
昨年は友好団体皆様のお陰でとても楽しい渡御でした。現在、高崎まつり『神輿』の準備をしています。今年もお互いに頑張りましょう!
高崎飛龍會
昨年30周年を迎えた高崎飛龍會です。「飛龍」という名前は高崎城跡の「飛龍の松」から頂いたもの。そして特徴的な緑色の半纏は初代高崎神輿連合総代の北村さんからアイデアを頂戴したものです。 年に約60か所も遠征に行き、楽しく担げるお神輿を追求してまいりました。今日は地元高崎でその中でも一番楽しい神輿を担いでいます。ご覧の皆様もおみこしを担いでみませんか?きっとお祭りが大好きになることと思います。興味を待たれた方は高崎飛龍會にお問い合わせください。お待ちしております。
参加団体コメント
上州高崎友心會
高崎友心會です。第一回目より高崎まつりに参加をし、今年で44回目!!友好団体を含め総勢150名での参加となります。今年は担ぎ棒を新調し、新たな気持ちで担ぎ上げます。ヨロシクー!!
高崎粋心睦
高崎粋心睦です。2015年に創立20周年を迎えることができました。今年も「粋」な「心」を持った仲間総勢約200名で高崎まつりを盛り上げていきます。「高崎に粋心あり」と思われるようにこれからも頑張りたいと思います。宜しくお願いいたします。
藤友會
第44回高崎まつりの開催おめでとうございます!藤友會は、上中居第一町内会の有志によって結成された會で、今年で高崎まつり出場28回目を迎えます。今年も笑顔で元気よくお神輿を担ぎ上げ、高崎まつりを盛り上げますので、どうぞ皆様方のご声援を宜しくお願い致します。また、一緒にお神輿を担ぐ仲間たちも随時募集中です。是非私たちと一緒にお祭りを楽しみましょう♪
上州高崎篠塚祭酔會
私達 上州高崎篠塚祭酔會は、高崎市柳川町の酒処「篠塚三郎」を母体に、「高崎まつりで篠塚の神輿を担ぐ会」として発足。今年で28回目の参加となりました。高崎まつりを更に盛り上げたい!!と高崎頼政太鼓さんに御協力いただいている神輿先導囃子「篠塚囃子」も今年で17年目。篠塚の形として無くてはならないものになっています。勇壮、華麗、そして粋に!担ぎ手も、観ている皆さんも、大人も子どもも皆が楽しめる、魅せる神輿を目標に、アットホームに活動中です。
藤田エンジニアリング(株)
真夏の空に負けない藤田ブルーのはっぴに身を包み、総勢250名で参加しております。わたくしたち藤田グループは昨年、創業90周年を迎えることができました。これも、ひとえに地域の皆様に支えていただいたおかげと、心より感謝申し上げます。これからも地域の発展を使命とし歩んでまいりますので。変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。本日は皆様からのご声援を活力に、全員で力を合わせ神輿を担いでおります。応援をよろしくお願いいたします。
(株)群馬銀行高崎支店
今年、新しく生まれ変わった「高崎田町支店・高崎北支店」、「ローン・ほけん相談プラザ高崎」では人型ロボットペッパー君と一緒に皆様のご来店を心よりお待ちしております。本日は仕事以上の情熱を注ぎ、高崎まつりを盛り上げるべく市内15ヶ店の精鋭が精一杯担ぎます。今後とも群馬銀行をよろしくお願いいたします。
高崎信用金庫
大正3年(1914年)の創業以来、高崎の発展とともに歩みつづけた私たち「たかしん」。その100年を超える歩みは、地域の繁栄を願い、人々の暮らしを見つめ、豊かな未来づくりを応援してきた歴史です。高崎信用金庫は、おかげさまで今年、一世紀と二年を迎えました。地域の皆様の永いご愛顧にこころから感謝いたします。皆さまに親しまれ、信頼され、地域のお役に立つ金融機関をめざし、皆さまとともに地域の繁栄を願い、人々の暮らしを見つめ、豊かな未来づくりを応援していきます。お客様にご融資をし、事業や生活の反映のお手伝いをするとともに、地元の金融機関として、心のふれあいを大切に人々に親しまれ信頼されつ『たかしん』として地域社会の発展を願っております。今回も高崎まつりに大勢の役職員が参加し、この高崎まつりを大いに盛り上げてまいります。
(株)東和銀行高崎支店
ふれあいバンク東和銀行でございます。今年も総勢250名で、第44回高崎まつりを盛り上げてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。
しののめ信用金庫
高崎まつりの神輿部門に出場しているしののめ金庫です。高崎市に所在する「上野三碑」が平成27年9月に「ユネスコ世界の記憶」の国内候補として選定されました。しののめ信用金庫は「上野三碑世界記憶遺産登録推進サポーター」として「上野三碑」の「ユネスコ世界の記憶」への登録を応援しています。今後、益々盛り上がりをみせる高崎市を応援しようと、職員一同張り切っております。高崎まつりの会場にお越しの皆様、ぜひしののめ信用金庫にお越しください。高崎市内に13店舗ある充実のネットワークでお客様のご来店をお待ちしております。今後とも、しののめ信用金庫を宜しくお願い致します。
東日本旅客鉄道(株)高崎支社高崎駅
JR東日本は、「地域に生きる。世界に伸びる。」を合言葉に、高崎のみなさまとともに、魅力ある街づくりの推進に元気いっぱい高崎まつりを盛り上げます。
医療法人社団美心会黒沢病院
黒沢病院は今年で26回目の参加となりました。私たちは保険、医療、福祉の統合をめざし、健診・ドック・外来・入院・透析、介護、健康増進事業など、各種サービスを行っています。これからも、当法人の各機能の連携を強化し、皆さまの健康で安心できる生活のご支援に向け、さらなる「総合医療サービス」の実現を目指してまいります。
高崎市職員厚生会
高崎市職員厚生会の高崎まつりへの参加は、高崎市等広域消防局の職員が市制80周年を記念して、昭和55年に男みこしを手作りにより製作したのが始まりです。その後、昭和57年には女みこしも製作し、男女共に高崎まつりへ参加するようになりました。大きいみこしは40人、小さいみこしは30人で担ぐようになっています。37回目となる今年も職員350人あまりの参加のもと、市勢の更なる発展と市民の安全を祈願して、渡御を行うものです。
鞘町子供神輿
こんにちわ。鞘町子供神輿です。鞘町子供神輿の歴史はとても古く、戦災で山車が焼けてしまった鞘町の子供たちのために50年以上前にはじまったとされています。最近では町内に住む子供達が少なくなってしまったため、鞘町以外からも集まった大勢の子供たちが一緒にかついでいます。神輿と引き太鼓の2両編成で、元気いっぱいおまつりを盛り上げています。子供たちへの応援をどうぞよろしくお願いします。
学校法人大原学園高崎校
「オーハラ!オーハラ!本気になったら!大原!」のCDソングでお馴染みの専門学校大原学園高崎校。開校初年から参加して、今年で8回目。赤い半纏を身にまとい、学生総数200名の参加で、皆様の声援を力に変え、元気いっぱいで担ぎます。勉強も「本気!」お祭りも「本気!」これぞ「本気の大原!」お祭り参加で地元を盛り上げ、地元就職で地域貢献を目指します。JR高崎東口徒歩5分、赤レンガが目印の大原学園高崎校をどうぞよろしくお願い致します!
(株)原田ガトーフェスタ ハラダ
ガトーフェスタ ハラダは創業110余年の長きに亘り、高崎市の皆様をはじめ、群馬県の皆様よりご愛顧をいただいております。 ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」をはじめとする様々なお菓子と共に、今後も新商品の開発や地域貢献活動を通じて、皆様により一層喜ばれる企業を目指して頑張ります。 この高崎祭りを盛大に盛り上げるため、社員一丸となって精一杯の大きな声と明るい笑顔でお神輿を担ぎます。 皆様、ご声援の程どうぞ宜しくお願いいたします。
大和ハウス工業 群馬支社
大和ハウス工業 群馬支社でございます。高崎支社長のもと、『明るく元気な挨拶』をモットーに日々仕事をしております。2015年、大和ハウス創業60周年を迎えることができました。高崎の皆様へ感謝の気持ちを形に出来たらと初めて高崎まつりに神輿の参加をさせて頂きました。周りからの反響も大きい分、出来なかったこと等を反省し、本年度リベンジざせていただきます。昨年を超えてよりパワーアップした大和ハウスを、また、『元気な挨拶』がモットーの群馬支社を皆様にお見せできたらと今年度も神輿をかつがせて頂きます。皆様の温かいご声援をこれからも宜しくお願いいたします。
(株)足利銀行
足利銀行高崎支店です。神輿初参加となりますが、前橋支店、渋川支店、高崎ローンセンターからの応援を受けて、精一杯盛り上げます。支店開設96年。これからも地域の発展に貢献して参ります。
青年団体巨大だるまみこし
高崎の青年団体である、高崎青年会議所(JC)、高崎市青年商業者研究会(TSK)、高崎青年経営者協議会、高崎水道工事業協同組合 水青会、高崎電気工事協同組合青年部 紫電会、在日本朝鮮群馬県西毛地域青年商工会(KYC)、計6団体が担ぎ上げる巨大だるまみこしです。そして巨大だるまの前には纏もいます。高崎のだるまを一生懸命担ぎ上げますので是非応援お願いいたします!
交通アクセス・会場地図等は、前々号(その1)と前号(その2)でご確認ください。
協力
一般社団法人高崎観光協会 〒370-0849 群馬県高崎市八島町222 高崎モントレー2階
電話:027-330-5333
◀ひと口メモ▶
「山車と神輿」の違い?
「山車と神輿」の違い?お祭りに携わるみなさんはとうにご存じのことと思いますが、
古来より日本では、山や岩、木などには神様が降りると言われます。お祭りの間、自分たちの神様に居ていただくために(動く)小さい山を町内に築いたことが山車の始まりだそうです。
その後、神様にもっと喜ばれるよう、華やかな装飾がほどこされ、奏者や演者が乗れるようにもなり、町内を巡れるよう車輪が付けられていくうちに、今のカタチになりました。
お神輿とは
お神輿とは神様の乗り物です。だから、人々が担ぐもの。残念ながら人間は相乗りはできないのです。
山車とは
山車とは山にお坐します神様の依り代として用意されたものだそうです。従って神と人の相乗り可。
(こちらは、人々が美しく飾り立て、笛や太鼓、お囃子で神様のご興味を惹き、お招きするものなのです。降りて下さるか否かは神様の思し召し…ハイ!)
最後までご覧いただきありがとうございました。
日本一暑い群馬県!
そして日本一熱い高崎まつり!
この猛暑を更にアツく盛上がロ〜‼
完
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使
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