ZIPANG-2 TOKIO 2020「絢爛豪華な大門曳山まつりは、大門神社・枇杷首神社の秋季例大祭である(射水曳山まつり 最終話)」

このたびの平成30年 7月豪雨、9月台風21号並びに北海道大地震により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。


庄川の歴史とともに歩んできた 躍動感溢れる芸術作品「大門曳山まつり」


これまで海老津曳山まつり、新湊曳山祭とご紹介してまいりましたが、射水市秋の三大まつりの最後を飾るのは「大門曳山まつり」です。

大門曳山まつりは、大門神社・枇杷首神社の秋季例大祭になります。その起源については、記録は残っていないが、地元の諸々の伝によると創設は明治5年(1872年)頃と言われています。

この例祭は初め、河原町、枇杷首、西町、中町、田町の5基の曳山車で行われていました。明治23年(1900)から施工された庄川左岸大門地区大拡張工事により、河原町がなくなり、河原町の曳山が枇杷首へ枇杷首の曳山が蓮花寺(高岡市)に受け継がれ、行政区等の違いから、蓮花寺の曳山がなくなり、現在の4基になりました。

曳山 4基(田町・中町・西町・枇杷首)


午前10時すぎ、出発式を終えた4基の曳山が次々と清流庄川にかかる大門大橋を渡ります。花笠をまとった絢爛豪華な曳山が大門大橋を一斉に渡る風景は他ではなかなか見られません。 夜は、趣を変え、提灯をまとった提灯山が車輪をきしませながら街をゆっくりと練りまわします。昼とは一味違った勇壮な曳き回しは迫力十分です。

①枇杷首神社でのお祓いを終えた4基の曳山
②車輪2つの珍しい形状は県内で2基
③息を合わせて持ち上げる瞬間
④曳山を体験する子どもは約200人
⑤車輪を持ち上げての方向転換。この日のため、千葉から帰ってきた人も
⑥目を奪われる絢爛豪華な曳山

新湊の曳山や高岡御車山と同じ型のものですが、枇杷首地区の花山車は2輪で大変珍しく、県内では高岡御車山の二番町とこの花山車しかありません。 


平成30年曳山順路及び予定時刻表


「大門曳山まつり」当日の予定時刻表


交通アクセス

【電車:最寄駅】 

あいの風とやま鉄道「越中大門駅」より徒歩で約12分→大門(曳山町内、大門神社)

【車】

北陸自動車道小杉IC→約12分


今号で射水「秋の三大曳山まつり」最終話となりますが、次号は読者の方からのリクエストに応え「射水・特別編」を掲載いたします。内容は見てのお楽しみとしてください。(特別編だなんて大風呂敷を広げて本当に期待にそえるのか~?と天の声が聞こえてきそう・・・)取り敢えず、明後日の朝以降に御覧ください。


鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」の明和町観光大使

協力(順不同・敬称略)

射水市観光協会 〒934-0049 富山県射水市鏡宮296番地 TEL.0766-84-4649

射水市港湾・観光課〒934-8555 富山県射水市本町2-10-30 TEL.0766-82-1958

射水市役所 〒939-0294 富山県射水市新開発410番地1 TEL:0766-51-6600(代)

射水商工会議所 〒934-0011 射水市本町 2-10-35 TEL:0766-84-5110


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。


射水市観光協会からの【お知らせ】です。

2018射水の自慢フォトコンテスト作品募集中!

2018射水の自慢フォトコンテストの作品を募集中です。風景やお祭り、食、イベントなど「射水の自慢」と思う写真を「射水市観光協会」へお送りください。

締切は2019年1月31日(木)です。
詳細は、射水市観光協会 TEL.0766-84-4649にお問い合わせください。
みなさんからのたくさんのご応募、お待ちしています。


「射水の自慢」フォトコンテストの作品展示について

射水市新湊地区の内川沿いにある「番屋カフェ」にて、2017「射水の自慢」フォトコンテスト入賞作品を展示しています。ぜひご覧ください。

■展示期間、場所等
平成30年9月13日(木)~10月9日(火)
番屋カフェ2階(〒934-0022 射水市放生津町17-5 ☎ 0766-75-7477)

※展示については、施設の営業時間内に行います。


ZIPANG-2 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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